もったいない精神に学ぶ
子供が小さい頃に絵本の「もったいないばあさん」をよく読み聞かせをしました。
おばあさんが「そんなことしたら、もったいない!」と怒るのを母と重ね合わせたのか?(;^_^A どうかはわからないけど、子供にはあんまりうけが良くなかったのを記憶してます。
私はこの絵本がとっても気に入っていて、ほとんどの絵本は手放してきたけれど、気に入った数冊は手元に残した。
私が見るために……(^.^)最近も思い出して押し入れの中を探ってまた読んでみた。う~んこの時期だからこそ心にしみる
このもったいないばあさんは、子供の食べ終わったお茶碗についた米粒をたべたり、歯磨きで水の出しっぱなしを「コップ一杯で足りるじゃろ💢」と怒ったり(結構迫力ある怖い顔で!)食べたミカンの皮を干して「ぽっかぽかのみかん風呂」にしてくれる。
考えてみれば物が無かった時代は、みんなこうやって節約したり、物を最後まで大事に使いきるということをやってきたのだ。
みすぼらしいですか?私にはとっても心豊かな生活に思えます。そして、何だか楽しそう♪子供がまだ小さい頃に行ったキャンプで水のチョロチョロしか出ない水道での皿洗いが何だかワクワクして楽しかったこと思いだした。
こんな昔ながらのおばあさんの知恵がもっと現代に生かせるようになると、きっと環境にも優しいことですよね。ネットを調べるとたくさんの知恵が出てきますし、ほっこりするブログもたくさんあります。
現代はミニマリストと言う生き方で、物をあまり持たずに少ない物で、心豊かに生きようとする人が増えてきて受け継がれている気がする。
でも思うのは、消費社会もたくさんの物を所有するからこそ、見えてくるものも感じる事もあると思います。実際私も少し前まではたくさんの物に囲まれて暮らしてました。でもやってみて、私のやりたい生き方ではないと気づき……。今度は物をたくさん捨てました(>_<)環境に悪いですよね。
人の生き方の選択には良いも悪いもないと思うし多様な価値観が大事だと思います。こういった生活は強制されてするものではないし、本人が楽しく生きていれば、どんな生き方であろうと、それはきっと誰かのためになっていると思う。
世界にも「MOTTAINAI (もったいない)」を広めた方がいます。
環境保護活動家でノ―ベル平和賞も受賞したケニア出身のワンガリ·マ―タイさんという方が、日本に来日した際にこの言葉に出会い、世界を探してもどこにもないその言語の持つ深い思いに感動したそうです。
マ―タイさんはこの言葉に自然や物に対するリスペクト、敬意や愛が込められているのを感じて、「地球環境に優しい生活のスタイル」としてこの「MOTTAINAI (もったいない)」を広める活動を世界中で行ったそうです。
最後に
今朝も、この時期の不安が私の心に重くのしかかっていました。
身内から連絡も来て、テレビのニュースも見たくないけどさすがにそういうわけにもいかなくて。心がだんだんネガティブに傾いていき……。
必ずいつか終息に向かうことはわかっていて、終わりのない戦いではないので、もう少し冷静になることも大事ですね。
日頃から少ないものでも工夫しながらなんとかできると言う自信があると強いです。適正な備えと防止対策をしたら、あとは笑顔で家の中でなるべく普段通りの生活する。笑顔は自分のためではなく、誰か他の人が見たとき、こういうときはホント安心します。なんだ大丈夫なんだって思えます。
なので、今日も笑顔で過ごしていきたいと思います(^_^)