HSPかもしれないと思う人は充電に力を入れよう!
19歳の息子がとうとう自分から「繊細さん」という本を買ってきた。
HSPの本
私にとっては「やっとわかったのかい!」とツッコミを入れたいくらいですが……。
認めたくなかったのか
そこまでの自分分析が苦手なのか
いくら私がそういう傾向があるよ、といっても「ふ~ん」どまりだった。
「自分は何故いつもこうなってしまうのだろう」と耐えられなくなり、悩み、
とうとうこの本に自分からたどり着いたようだ。
やっと自分がかなり繊細な人であると気づいたんだ。
「自分がこの世界で生きて行くためには、自分のことを知らないとつらい」と思ったんだね。
すこし、いやだいぶ遅いけど
とっくに気づかないといけない出来事は多々あったんだけどー。
これからの人生で悩むことはたくさん出てくるでしょう。
ヒトの気持ちを敏感に感じ取ってしまうがゆえに
自分に罪悪感をもちつつ共感してしまうがゆえに
いろいろなことに振り回されることになるでしょう。
でもあなたのような人がこの地球には必要なのです!
「人の気持ちがわかりすぎて、自分が消耗してしまう」ということはマイナスの面を感じることが多いですが、私は良い面の方を信じています。
もしもHSPの人が世界中にあふれていたら、とても良い世界になると思いませんか?
なんせ人の気持ちが自分のことのように感じるのですから、人を傷つけることができません。
人の痛みを自分のことのように感じる能力があるから、私たちはつながっているという思いにもなれます。
そして人間の持つ本質を探していく、長い長い旅に出ることにもなります。
でもこんな大切な資質を優先できないので悩み、一番大切にしないといけない自分をないがしろにしてしまう。
人にやってあげたい気持ちがむくむくとわく性格だから、自分のことは後回しにして枯渇してしまうのですよね。
でも自分にも、もっと尽くしてあげること。それが多分一番大事。
息子よ、何が何でも自分の気持ちを大事にして、とにかく充電に力を入れるんだよ。
他人に優しく、自分に厳しいこの気質の人は、これを言いすぎるということはない。
充電とは「自分への愛」
1、自分を一番いたわらないといけない親友と決めること。
「自分の心のケアを優先することは自分勝手なことではない」と自分を許すこと。
それが最重要の任務だと自覚すること。
2、自分の心の声を信じてあげること。
少しでも心配したり、不快な思いがでてくるのなら無視をしないであげる。
回避できる道を探ろう。
自分が充電されエネルギーに満ちていれば、何もしなくても自分を見て、人は自然に癒されていく。
だらだらと息子に向けて書いていたつもりだけど
ホントはちょっぴり、自分に向けて書いているというふしもある(^^;
この繊細気質の人は、日本人の5人に1人がその傾向があるといわれているので、きっとたくさんいるはずですよね。
もし自分もそうかなと思う方は、たっぷりと充電してあげて下さい。