自分の中の小さなあなた
誰でも心の中には小さなあなたが住んでいる。
自分も小さい頃はとても仲良しでいられるけど
自分が大人になってくると
小さなあなたにかまっていられなくなってしまう
あなたは一生懸命こんな気持ちだよ
今こう感じているよと訴えかけてくるのに
めんどくさくて邪険にしてしまう
しなきゃならないことがあるから
後で聞くからと言ったりして
そして約束は忘れられ
その子の声はだんだんと小さくなってきて
栄養となっていた喜び、愛が受け取れないと
小さく細くカラカラの体になって
暗い隅の方で背中を丸めてこっちを向かなくなってしまった
そのころやっと
悪かった。
あなたをもっと大事にすると気づけるようなら
なんとか取り戻せるチャンスがあるのに
もしもそこまで来てもまだ小さい自分を無視するなら
栄養がたりなくて小さくなりすぎて
何も与えられずに干からびて
目を開けない。
そうなってしまってからは遅い。
心の中の小さい子が一番大事だと気づいても手遅れになってしまう
力のもとを絶たれてしまったら
自分も何の気力も残っていない
共にいたのだとわかるのがもう少しはやければ
大切な人の大切な命、自分で助けてと言えないほど、疲弊してしまっているとき、近くの人の何かを感じるという感覚がとても大切なような気がします。
明日聞いてみようと思うけど、今伝えないと遅いときもある。
元気に笑顔で出ていった人が、またただいま!と元気に帰ってきてくれることは本当は飛び上がるほどの喜びなのだと思います。
ちょっと感傷的な書き方になってしまいましたが、これからという若い方が命を絶ってしまうということに心が痛み、他人事とはおもえないのですよ。私も家族の心を見ているようで全然見れていない時があったので。
でも私はこの次の世界というものもあると信じているので、きっと魂は体を脱いで、ひかり輝いていると信じていますけどね。
だれの心の中にも小さい自分がいて、いつも気持ちを自分に伝えてきます。
一番大切なのはあなただよと伝えてあげてほしいです。