共に生きたい

地球に優しい生き方を模索中 日々の気づきを綴ります

心霊現象は怖くない⁈

 

昔住んでいた家のお話をします。

賃貸のマンションに子供がまだ小学生の頃に住んでいました。

そのマンションは、リビングの大きな窓からすぐに手が届きそうなほどの木々が見える、それは気持ちのいい景色の部屋で、初めてマンションを下見したときに一目ぼれして即決した部屋でした。

 

下見したときはしばらく人が住んでいなかったので、ちょっとかび臭さと「あれっ」と微かに思うような感覚はあったものの、なんと言ってもそのあとに見たリビングからの景色に忘れ去られていました。

 

住みだして数日たったころから、人生初の不思議現象の数々が起こります。

 

 

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これって「絶対にない」とは言い切れないけど、めったに起こらないことだよね⁈という疑問がわくような、普通では考えられない現象の数々でした。

 

最初に目にしたことが一番衝撃的で、私の人生の中でも後にも先にもこのようなことは一度きりですが、自分の目の前を棚に置いてあった泡立てのネット(顔を洗うもの)がポンと飛び出し弧を描いて落ちたのです。

 

まるで誰かが少し離れた人に渡す時に投げるときのように、
確かに泡立てネットは重いものではないですし、何かの拍子に滑り落ちて落下することはあるかもしれないけれど、物理法則に反して投げたように目の前からすっと飛び出してきたのを見て、えっー?(・・?となりぽかーんとなりました。

 

次の瞬間にバリバリバリとペットボトルを足で踏んだような音がどこからか聞こえて、さらに鳥肌が立ち、工エエェェ(´д`)ェェエエ工ーーとなっていました。

周りには誰もいなくて、ペットボトルもどこにも見当たらない。

今のは空耳(・・?空目(・・?

 

その後は毎日のように不思議現象が起こります。

 

テレビが決まった時間になるとタイマーもかけてないのに勝手に電源が付くようになったり(子供が好きでよく見る「クレヨンしんちゃん」が多かった)
壁に掛けてあった時計がその下にあるソファの上に落ちていたり、

そのソファは良く娘が寝っ転がって本などを読んでいた場所で、娘がいるときでなくて良かったと思いましたが、なんで?

壁掛けの仕方が悪かったのかも知れませんが、時計が壁から落下したことなど今まで一度もありません。

 

ある日外から帰ってみると、扇風機が床に倒れていて羽の部分やカバーの部分が外れてしまい、床に散乱していました。

 

息子は、その隣の部屋でおもちゃの電車の線路をつなげて床に座って何事もなかったように遊んでいました。
「扇風機が倒れているけどどうしたの?」と聞いたら、「突然倒れたよ」と言い、他に何も言わずにまた楽しそうに遊び始めたのです。

 

窓は空いていましたが、突然の突風でも家の中に入らないと、物理的に結構重い扇風機が倒れるということは考えられません。

でも扇風機を倒すほどの突風って?

台風並みじゃない?

 

外はそんな天気ではないし、なんで倒れたのか私が見たわけではないので結局わからず。

子供にも「怒らないからホントのこと言って。ぶつかったの?」といっても「遊んでいたら急に倒れた」と動揺することなく、普通に答えるばかり。

 

まぁ、びっくりしたのは今書いたようなことだけで、
あとは部屋の電気がついたり、たまにテレビがついたりという日が続きましたが、何故か旦那のいるときだけは何も起こらず、旦那に話しても「本当なの?」と半信半疑のようでした。

 

わたしもその頃にはなんとなく子供の霊?座敷わらしのような、そんな気もしていました。
子供にどうもちょっかいを出しているような?遊びたそうな?感じがしていたからです。なんとなくですが。

子供にも「いろいろなことが起こっているけど怖くない?」と聞くと、不思議と二人とも「全然怖くなーい」といってなにも気にしていません。

それが何か?というかんじです。

 

私も最初こそはびっくりしたけど、そりゃ霊だっているよね……となんとなく受け入れてしまうタイプなので、基本ほっておきました。

慣れてきたというのもあるかも。

 

そのうちに何も起こらなくなり、、、
わらしちゃんは怖がらないから残念がっていってしまったのか、、、
充分もしかしたら子供たちと遊んだ気になって満足して出ていったのかはわかりませんが、その後その家には6年程住みましたがいなくなってからは何も起こらず平穏でした。

 


世の中には不思議なことがありますね~。

江原さんもよく相談者に、「霊がいたらいけませんか?」というようなことを言いますが、霊がいても不思議ではないような気もしますね。

今回は子供の言葉に助けられで、私も下手に大騒ぎすることなく過ごして、その後も平穏無事でいられましたが、こんな時は「そんなこともあるかもしれないね」と言うスタンスでいる方が悪い方にはいかないのかなと思った出来事でした。

 

長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。