瞑想とストレッチ
一日の中で瞑想とストレッチをする朝の時間が、私の一番穏やかで好きな時間です。
型にはめるような瞑想ではなく、なんとなくゆらゆら動きながらとか、考え事をしながらとか。
本当は無になるのが大切なようですが、私はどうやっても無理なので、自分の出てくる思考をそのままにしています。
それでもやっているうちに、水の中でぐるぐるとかき回された砂がゆっくりと底に落ちていくように心が澄んでくるのを感じられる時もあります。
気持ちが楽になるから続いているという感じです。
私は子供のころからのマイナス思考でその癖が出てくると中々這い上がれずにもがくことが多いです。
そしてブログにもホントの黒い部分は書く自信がなく、打ち明ける人もいない。
そんな時はやはり自分と対峙して、自分の心に優しく寄り添えるようになる瞑想は私の中では必須のものです。
だから毎日が穏やかに過ごしていけるとも言える。
それ以上にもっと大切かも知れないと思っているのがストレッチ。
それは普通のストレッチと違って名前をつけるなら「瞑想ストレッチ」とでもいうかな……。
これを30分ぐらいかけて、静かな音楽と共に全身の筋肉を伸ばしてあげるのです。
ただ伸ばすだけなら普通のストレッチですが、違うのは心の中で筋肉へ話しかけながらやっているのです。
筋肉というより細胞に。
体の中にある60兆の細胞ひとつひとつに、話しかけるように。
普段動かせていない筋肉を引っ張ってあげるときも、「いつも見えないところで頑張ってくれてありがとう、たくさん酸素をあげるよ」と心の中で言いながら。
そうすると極小の毛細血管にも生き生きと血がながれ、普段は見向きもされないところの細胞が喜んでいるように感じます。
あながちこういう考え方は間違いでもなさそうです。
こんな記事もありました。
細胞一つ一つの持つ情報(こころ)を読み解き、
パズルを解くようにそれをつなぎ合わせていくことで、
体のことを知り、病気のことを知ることができると考えています。
引用、東京都健康長寿医療センター研究所
どこで読んだ情報か忘れましたが、「使う筋肉を意識をした方が、ただ考えずに運動をした時よりも、結果のパフォーマンスに大きな違いが出た」というのも読んだこともあります。
意識するということは、それなりの何か見えない波動のようなものが伝わっているということなのかも知れません。
実は私もちょっと笑えるけど、臓器の裏の方で働く細胞を、人間ととらえてみたりするのです。
その裏方さんに
「忘れられても変わらずに一生懸命働いてくれてありがたいなぁ」と感謝を伝えているんです。
極小の細胞の中に折りたたまれて、途方もない量の遺伝情報があるのですから、感情のような高等な?ものが存在してもおかしくはないかも。
そして細胞は、自らの仕事を全うして次の細胞へと受け継いで、生まれ変わっていく。
なんかすごく健気でもあり、人間にも似ていないですか?
そして長い事忘れ去られ気が付いてもらえないと、拗ねて反乱を起こすのまで似ています。(笑)
炎症して知らせる、ここにいるよとアピールするように。
人だって誰からも忘れ去られたら悲しくて反乱したくなりますから。
なんか人間の動きに似ているようで、やっぱり細胞にも感情があるのだろうなと思ったりします。