共に生きたい

地球に優しい生き方を模索中 日々の気づきを綴ります

普通に食べられる幸せ

世界の人口の9人に1人が満足にその日の食事にありつけない

飢餓の状態の人たちだということを聞いたことがありますか

 

すごい数字ですよね

世界中でそんなに多くの人が食べられないことは

数字としては知ってはいましたが

あまりピンときていなかった

 

 

でも先日、突然とスーパーから食品がなくなるという

恐怖を味わったことで認識がほんの少し変わりました

 

 

私は棚に食べ物がほとんどない光景を見て

血の気が引きましたね

とうとうここまで来てしまったのか!

 

うちはまだまだ食べ盛りの子供二人の四人家族

普段から食品は多めに買ってもすぐに底をつく有り様

 

その日の夜は、買えなかった食材をどこで調達するか

もし今後も買えないとどうなるか

考えながら不安な気持ちで眠りにつきました

 

幸いにも騒動は数日で収まったのでほっとしたけれど

いつまた多くの人が心理的なパニックに陥ってしまい

スーパーから食品がなくなるかもしれない

 

食べ物がなくなるということは私たち人間にとって

それは死を意味しますから怖いことです

普段スーパーにものが十分並んでいるありがたみを感じます

 

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その時にふと思い出したのが

先ほどの、世界で飢餓の状態にある人たちのこと

約8億人の人たちですよ!

日本の人口の8倍の人たち!

こんなにも多くの人が現代において

食べれないで病気になったり、死んでいくのは

こんな豊かな日本に住んでいると想像もできません

 

 

私がほんの1日か2日味わった

食べ物に対する危機感を毎日味わっている

 いや、私が味わった不安なんて

及びもつかないほどの

絶望と恐怖を感じているでしょう

 

この地球上には全人口を養えるだけの

食べ物も資源もあるという試算があるのに

どうしてそれがいきわたらないような

仕組みになってしまっているのか

 

 

私は専門家ではないので

どうやったら食べ物が行き届くのかわかりませんが

今回のコロナの世界的流行で

様々な古い価値観が変わる可能性が出てきているので

平等に生きることのできる

最低限の食事や安全の保障も進んでいってほしい

そんなことが頭をよぎった出来事でした

 

SDGsにも飢餓のことが盛り込まれていますが

飢餓の人口は今のところ減らず

反対に食べ過ぎにかかわる病気の人口が増えているという……

なんという不均衡

なんという矛盾……

 

コロナの影響のポジティブな面は

ほかの分野の様々な問題も含めて

こう言った問題がよりみんなに知れ渡り

認知されることによってよい流れができる、

ということだと思います

 

 

 今回スーパーから食品がなくなるという

初めての体験をして

今まで目を向けることのなかった人の気持ちを少し感じた

 

だから何ができるかということはないのだけれど

そこに悲しみを覚える心は

今の豊かな日本にあっても

麻痺させないで持っていたいと思うのです

 

コロナウィルスが蔓延している混乱の今

考えるべき順位ではないかも知れないけど

ふと、こんな状態にあっても

まだまだ多くの国の人から見たら

幸せな国にすんでいるんだなと感じる