共に生きたい

地球に優しい生き方を模索中 日々の気づきを綴ります

人の心が動くのはどんな時か?考えてみた

人はどんな時に心が動くのか?

そしてそれによってどんな行動を選ぶのか?

トップの人の言葉を通して考えてみた

 

人を動かすもの

人が行動を起こす理由は究極的には、ただふたつだけと言われています

不安な時か、愛を感じた時か

 

 

コロナが世界を混乱させているのは

心の中の不安要素がもとになり行動しているためなのか

「自分の身に何が起きるかわからない」というその不安が

今私たちの行動の動機になっている

 

 

命が懸かってくれば、人間であれば怖いと思うのは当然なこと

それによって行動することも仕方がない

でもだんだんと人は気づき始めている

不安を基にした行動が、いかに弊害が多く困難な道になるかを

 

たとえばそれが愛を感じることで行動を起こすのであれば

人が心動かされるのが不安ではなく愛によって動くとしたら……

 

多くの人は気づき始めている?

この現状を救うためには、愛を動機として成さないと

変化できないことを多くの人が感じ始めているように思う

 

 不安がつづくと心が消耗して、つい悪い方に考えてしまう

誰かのせいにしないとやっていられなくなる

けれどそれをしてしまうと解決しないどころか

さらに恨みや争いが増えるだけ

起こる出来事がどのような事であったとしても

大切なのは

「心の変革が起こらないと何も変わらない」

と言うことなのではないか

 

トップの人は何を心の中心に置いているか

世界をグローバルに見る人のブログ記事を読んだとき

自分の心が動いたのを感じた

 

それはドイツのメルケル首相が 14日間隔離された後

イースター休暇の前に語られた言葉が載っていた

 

「14日間ひとりでいること、電話やインターネットでしか世界とつながれないことは簡単なことではなかった」と始まる

 

「皆さんの中にはもう二週間も規制に従っている。あとどのくらい続くんだ?と思う人もいるでしょう。わかります。ですが、私が今解除日を端的に申し上げ、今後の感染率を鑑みてもし約束を果たすことができなかったら、それはとても無責任なことになってしまいます。」

「私たち国民全員が、このパンデミックからほぼ毎日学んでいます。科学者も、政治家も同じです。」

共感とねぎらい

「とても辛いですね。わかります。私たちは好きな時に好きなだけ移動し旅をし、したいことをするのに慣れています。私たちの自由な人生の基本です。」

国民の困窮と同じ立場に立ち共感しねぎらう

 

そして「我々連邦政府を頼ってください」という

「私が皆さんにお約束できるのは、連邦政府を頼ってくださいということです。私も昼夜問わず、どうすれば皆さんの健康を守りながら、元の生活を取り戻すことができるかを考えています。」

 

実際にここ数日のニュースの中ですごい速さで書類が通り助成金や保証金が一部の国民の手に渡っているというニュースがあった 

 

「国民の皆さんは大きな力を貸してくださっています。我が国のもっともよいところが表面化しています。このことに感謝しきれません」

もしこういわれたらどう思うでしょうか?

身勝手な行動をとれるわけがありません

自分の窮地を分かってくれる

そしてともに目指すべき方向が何かを示してくれている

そこには不安ではなく、心でつながれた何かがあるような気がします

最後に

 メルケル首相の言葉から感じるのは

いろいろな政治的な理屈を並べるのではなく

1人の人間としての国民を思いやる心を感じました

 

多くのドイツの人は同じように感じたのではないでしょうか?

そして誇りに思い、その願いに沿いたいと言う愛を動機の行動を選ぶのではないか

 

この世界を通して

不安や争いを超えたところにある

何かが見えてくる気がする

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