秋の散歩に行きました
森の学習館というところを紹介します。
場所は、山中湖から車で10分ほど行ったところにあります。
他にもこの公園の中には水族館もあって子供にも人気です。
森の学習館ではこの時期薬草の展示がしてあり
館に入ったとたんに何とも言えない森の香り(*´ω`*)~**~*
癒しの匂いが漂っていました。
最近はブログ仲間が書いてる
薬草の記事を読むことがあったため
何となく興味が惹かれるように……
山にある草木は、単なる草木ではなくて
人間の体も癒すこともできるなんて神秘的。
薬に頼れなかった大昔から
人間は薬草を使って体の不調を整えてきたんですね。
数多くの薬草が展示されていて
その一つ一つに効能が書いてあります。
北海道に住んでいた頃、冬になると
真っ白な白銀の世界の中でただ一つ違う色を放っていた
ナナカマドという木の実があります。
真っ赤な小さな粒が真っ白の世界にちょこっと見えるのが可愛らしく
とても印象に残っていました。
ナナカマドも薬草なんですね、知りませんでした。
この果実は腐らないと説明書きにもありますが
確かに長い間木になっていた気がします。
ナナカマドからソルビン酸を発見したと書いてありますが
よく食品を買う前に裏をひっくり返して見ると
ソルビン酸と書かれているものは体に毒性があると思って敬遠していたのですが
ナナカマドから発見されたとは露知らず……。
私はてっきり合成のものかと。
一説によると名前の由来は
七回かまどに入れても燃えないので
ナナカマドという名になったらしいです。
恐ろしいイメージのトリカブトも
ここら辺ではたくさんある植物です。
毒性が植物の中で最も強い。(>_<)
トリカブトを使った事件が昔にあった影響で
こわいイメージですが
医薬で適正に使われれば人間を助けるものになる。
まさに使い方によって毒にも薬にもなるというもの。
二ホンハッカもミントの仲間でメントールの含有は最も多いと書いてあります。
私は胃の消化力が弱いので
ハッカのあめやミントガムを食後によく使います。
薬草は奥が深いですね。
たくさんの展示されている薬草を
じっくりと眺めながら感動していました。
大昔から人間は自分の健康を維持したいと願い続け
探し試されてきたことでしょう。
そういえば、薬という漢字にも草かんむりが使われていますね。
諸説あるようですが、昔から植物を用いて病気を直したためと言われています。
ちなみにやかんは薬缶と書いてやかんと読むそうですが
もともとは薬を煎じるために作られたのでこの名前のがついたとのこと。
他にもこんなにたくさんの松ぼっくりの種類があるのも初めて知った。
秋めいてきた木立の中の森の学習館で
ちいさな子供達に交じって楽しく勉強してきました。
癒しのひと時でした。(*´ω`*)〰**